愛のしるし

聖書: ヨハネによる福音書 3章 16節~17節

2018年12月24日(月): キャンドルライトサービス・音楽礼拝説教

 愛にもいろいろあります。『こうだから愛します』という理由つきの愛もあれば、『こうならば愛します』という条件つきの愛もあります。ただ神は、「その独り子をお与えになったほどに世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである(ヨハネ3:16)」。神は、わたしたちをそのままに愛するために、その独り子を送ってくださいました。ここに、愛のしるしがあります。「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです(Ⅰヨハネ4:19)」。
 わたしたちは、そのままに愛されています。ただ、どこかでそのことを忘れ、いつしか愛し方が分からなくなってしまいました。今でも、戦争や紛争が続いています。特に、その中で育った子どもたちは、愛し方を知りません。目が合っただけで、殴り合いの喧嘩になることもあるそうです。そして、この世代が親になって、子育てをするようになりました。戦争や紛争の経験が、子育てに悪い影響を及ぼしています。ここに新たな課題があります。そのことを、わたしたちも、真剣に考えなければなりません。
 ある父親は、言うことを聞かない子どもを、銃を持って執拗に追いかけ回したと言います。その父親は、カウンセラーに、『自分はほかのやり方を知らない』と泣いて訴えました。この人も、愛し方が分からなかったのです。神が、「御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである(ヨハネ3:17)」。わたしたちは、そのままに愛されています。この愛のしるしが、子どもたちにありますように。わたしたちの間にありますように。