思い切って

聖書: 使徒言行録 4章 23節~31節

2019年7月28日(日): 聖霊降臨節第8主日礼拝説教

 「このことがこれ以上民衆の間に広まらないように、今後あの名によってだれにも話すなと脅しておこう(4:17)」。しかし、「二人は、釈放されると仲間のところへ行き、祭司長たちや長老たちの言ったことを残らず(4:23)」話しました。祈りの仲間の何と力強いことでしょうか。
 そこで、仲間たちは、「心を一つにし、神に向かって声をあげて(4:24)」祈りました。「あなたは天と地と海と、そして、そこにあるすべてのものを造られた方です(4:24)」。祈りとは、神に呼びかけるところから始まります。わたしたちは、誰に向かって祈っているのか。そのことを明らかにするためです。
 彼らは、「一緒になって、あなたが油を注がれた聖なる僕イエスに逆らいました(4:27)」。ここに、十字架のイエス・キリストが示されています。聖なる僕イエスは、十字架の上で罪人を赦されました。わたしたちが、何を信じて祈っているのか。そのことを明らかにするためです。
 「どうか、御手を伸ばし聖なる僕イエスの名によって、病気がいやされ、しるしと不思議な業が行われるようにしてください(4:30)」。祈りをもって、わたしたちが、愛の業に励むことができますように。祈りとは、すべてを乗り越える愛の業だと信じます。
 だから、「主よ、今こそ彼らの脅しに目を留め、あなたの僕たちが、思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください(4:29)」。『思い切って大胆に(ギリシャ語:パレイシアス・パシエイス)』には、『全く自由に』という意味があります。祈りとは、すべてを越える神の業だと信じます。