信徒の証し1

聖書: ローマの信徒への手紙 8章 28節

2019年5月26日(日): 復活節第6主日礼拝立証

 わたしは、父の仕事の関係で、北朝鮮の興南というところで生まれました。小学校に入学した年に戦争が始まり、女学校3年の夏まで、わたしの子ども時代は全部戦争の中でした。そのような中でしたがわたしはイエスさまに出会うことができました。小学6年のとき、お隣りの家での家庭集会に、わたしの家族も通うようになりました。遠くから来られていた牧師先生のお話の内容はあまり覚えていないのですが、その都度新しい讃美歌を歌いました。その讃美歌の歌詞の中で、わたしはイエスさまに出会うことができたのだと思っています。1945年8月、外地での敗戦でしたから大変でした。神様のお守りなしには生きていかれないとしみじみ思いました。母親はいつも「神様が守ってくださるから大丈夫よ。」とわたしたち子どもに言っていました。母の「大丈夫よ。」という言葉を聞くと、本当に大丈夫だと思うことができました。帆掛け船で38度線を越えたときも、不思議な力に守られ、いろいろなことがありましたが、終戦後1年3ヶ月経って、日本に帰ってくることができました。
 ふるさとの延岡で、母が昔通っていた城山教会を訪ねました。バザーや聖研、讃美歌の練習など、充実した教会生活でした。そして高校を卒業した年のクリスマスに、わたしは洗礼を受けました。こうして89年の歩みを思い返してみると、毎日の生活がすべて神さまのお守りの中で営まれていたことに気づきました。これは決して当たり前のことではなく、神さまからの一方的な恵みの中にあることを実感しています。毎週ささげる礼拝の中でいただくこの平安を大切に大切にして、これからも生きていきたいと願っています。(証し:谷口みすず姉)